日々雑感 1383

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大学入学共通テストを受験するAIMの23期生、そして浪人または大学再受験の22期生・21期生の皆さん。

皆さんは大変な受験生生活を送ってきました。これまでのどの受験年度とも異なり、高校生は高3での授業時間数が極端に減り、浪人生・再受験生は予備校の授業がオンラインになったりして生授業が減りました。コロナ禍で感染の不安に怯えながらの受験生ライフだったはずです。

そんな皆さんも、共通テストの受験日を迎えました。私も感慨深いものがあります。

共通テストは難化必至だと言われていますが、難化だと感じられる理由の大部分は、センター試験とは異なる問題形式や思考形式によるものでしょう。そうした試験に対応する際の鉄則は、「冷静に対処すること」です。新形式の問題、今まで見たこともないタイプの問題が出題されたとしても、それは学習指導要領に沿って学んできた者なら解ける問題であるはずです。共通テストの初年度から悪問が出るとは思えません。冷静に突破口を見つけてください。そうすれば解答への道筋は見えてくるはずです。一番やってはいけないことは「こんな問題、見たこともない」と思って焦ることです。

あと、これはセンター試験の時代から言われていることであり、私もずっと言ってきたことですが、「取れる問題はすべて押さえる」ということ。制限時間内に、自分が解ける問題はすべて解き切ったという状態にすること。丸付けする時に「時間があったらできたのに・・・」っていう問題を残さないこと。特に「英語」「数学」「国語」においては、この意識がすごく重要です。目標得点のことは忘れて、取れる問題をすべて押さえること。

最後に。皆さんのことを世界で一番愛し、世界で一番気にかけてくれたのは皆さんの保護者です。私も私なりに皆さんのことを心配してきましたが、保護者の皆さんの足許にも及びません。家を出るとき、感謝の気持ちも込めて元気に「行ってきます!」と言って会場に向かってください。高得点が取れることよりも、これが人間として最も大事な点だと思います。お忘れなく!

皆さんがやってきたことを、そして実力を、発揮してくれることを祈っています。

行ってらっしゃい!

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