大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
春期講習が始まりましたが、
これから開講していく講座については、まだ申し込みできます。
また、新高1生の皆さんで塾をお探しの方。
AIMでは春期講習で高1英語のオープン講座(無料)がありますので、
よろしければそれにご参加いただき、入塾をご検討ください。
大学入試はスタートダッシュが特に重要ですので、
高校進学を機にさっそく受験勉強を塾で始めてほしいと思います。
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国公立大学の後期日程の発表が続いているのですが、
その結果でAIMの24期生も浪人が決定する塾生も出てきます。
浪人される皆さん、お力になれず申し訳ありませんでした。
予備校で浪人生活を送ることになると思いますが、
学習指導、進路指導、添削など、セカンドオピニオンとしてAIMをご活用ください。
私の方からも、これから10ヶ月間、なるべく連絡を入れさせていただきます。
志望校に合格するまで何らかの形でお役に立てればと思っています。
頑張ってください。
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塾を経営している方、塾講師をしている方。
みんなそれぞれの価値観でやっておられると思うのですが、
最近、自分はどういう価値観で塾を運営しているんだろうと考えることが多いです。
特に生徒と塾講師との関係って、喩えればどんな関係が望ましいんだろう。
私は大学受験指導専門の塾の代表者であり、「国語」を教える塾講師の立場でもあります。
大学入試というのは、生徒の努力に負うところが大きいです。
つまり塾が関われる部分は非常に少ない。
とにかく生徒に目いっぱい頑張ってもらう必要があります。
いくらこちらが熱心に指導しても、生徒が指示どおりの学習をしていなかったり、
塾の授業を受けただけで満足しているようでは、大学合格はおぼつかない。
そうなると、私の取るべき立場は、「コーチ」。
生徒の学習姿勢を矯正し、
適切な学習内容と学習時間を指示し、
国語の答案を得点が取れるものに矯正し、
究極は生徒が自律的に勉強していけるようにコーチングしていく。
そうやって生徒は大学に合格していくものだと思うんですね。
つまり私はあくまで「コーチ」であり、やるのは「選手」である生徒なわけです。
まあ、当たり前のことなんですが。
そして生徒が合格したら、それは生徒の努力の賜であり、
賞賛されるのも「選手」である生徒でいいと思うんですよ。
そして「コーチ」としては、そのような努力する「選手」にアドバイスできたことを誇りに思う。
そういう関係が望ましいと、そう考えるわけです。
今、AIMの今年度の『合格体験記』を編集しているんですが、
みんな「AIMのおかげで、合格できました」という意味のことを書いてくれてるんですよね。
そう思ってもらえることはものすごくありがたいんですが、
私が思う自分の立場、つまり「コーチ」の立場としては、
「いやいや、合格できたのは君が頑張ったからだよ」と言いたいわけです。
実際、本気でそう思っているし。
たぶん「綺麗事を言いやがって」って言われると思うんですが、
本気でそう思っているのだから仕方がない。
でも『合格体験記』に、
・生徒たちが努力してくれたおかげで彼らは合格できました。私はコーチとして手助けをしたにすぎません。
って、書くわけにもいかないので、そのジレンマに苦しみながら『合格体験記』を編集しています。
『合格体験記』を編集するに当たって、仕事として誰か別の人が
「谷口先生のおかげで合格できました」
って打ち込んでくれるのなら、私自身は恥ずかしくないのですが、
自分で
「谷口先生のおかげで合格できました」
って打ち込むのは超絶恥ずかしい。
そもそも「おかげ」だと思っていないし。
それに、そういうのを何回も打ち込んでいると、
なんか『本当にそうなんじゃないか』って思ってしまいそうで、ちょっと自分が怖いです。
毎年、この時期に、この点がすごいストレスなんですが、
やっぱり今年もこの点がストレスです。
なんか生きにくい。
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