雑感 36

AIMの新ブログ

どもども。
大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

AIMの冬期講習は始まりましたが、
12月20日以降から始まる講座については、
まだ申し込みできます。

ぜひお問い合わせください。

ホームページ
https://www.forum-aim1.com

今日は12月19日なんですが、
今日から僕が担当する
・冬期講習「高3 国語記述の完成」
という講座が始まります。

12月19日、12月25日、12月27日の3回。
変則的な日程です。

この講座、
国公立大の二次試験の「国語」対策を行ないます。

現代文1題、古文1題の問題を解答用紙に予習

授業で解説

予習してきた解答用紙を回収

添削

採点講評も付けて添削を返却

っていう流れなんです。
扱う問題が国公立大の二次試験の記述問題ばかりなので、
解説も時間がかかりますし、添削も大変です。

授業は3時間もあり、
添削は15〜16時間かかります。

2日前から授業の準備を進めているのですが、
さすがに3時間のロングラン講座なので
1回分の授業の準備もけっこう大変です。

そもそも僕は「超」マイナス思考ですから、
いつも『授業を失敗するんじゃないか』という
不安に苛まれています。

そして夢を見ます。
授業に関する夢で最悪なのは、
授業の中での一番の山場で、ふと生徒の方を見ると全員が突っ伏して寝ている
っていう夢です。

これ、ほんと、ゾッとします。

あと、これも稀に見る夢なんですが、
授業の中での一番の山場で、ふと生徒の方を見ると誰もいなかった
っていうもの。
知らない間に、授業がつまらないから、みんな出て行っちゃってるんですね。
夢の中で僕は『ああ、みんな居なくなっちゃった』と思い、
でもまあ、せっかく準備したんだから最後まで授業をしようと考えて
誰もいない教室で授業をするんですよね、僕が。

悲しい。

たえずそういう不安に苛まれているので、
準備をおさおさ怠りなくやっているわけで。

5年前。
高3の「最高レベル国語」っていう講座の2学期の通常授業。
国公立大の二次試験の対策を行なう講座で、
授業時間は19:45〜21:45の 120分。
現代文1題、古文1題の解説を行ないます。
それはそれは入念な準備を行ないました。

その日は天気も悪く、
お肌の調子も悪く、
なんとなく嫌なことが起こりそうな予感がしていました。

19:45、意気揚々と授業開始。
現代文の文章解説を、予定通りに行なっている途中、
ふと『もしかして誰も理解できてないんじゃないか』という不安が突如おそってきて、
なぜか『もっと詳しく説明しなくちゃ』と考え、
予定していなかった 深〜〜〜い解説を始めたんです。
それでも『雑談の時間を削れば大丈夫』って思いながら喋ってたんですね。
予定外のことを。
元気モリモリで。

でね、現代文の解説を終え、
そんじゃ古文の解説に入ろうか、と思い教室の時計を見ると、
20:55
だったんです。

現代文の解説は、
だいてい
20:50
ぐらいに終わる予定だったので、
な〜んだ、あれだけ 深〜〜〜い解説をしても、予定より5分オーバー。
古文の問2の解説をCパターンからBパターンに変えたら定刻で終われる。

谷口、天才。
よっ! 時間の魔術師!

そう思いながら、
「そしたら現代文の解説はここまで。そんじゃあ次に古文の解説に入るよ〜」
って、元気モリモリで生徒に伝えました。

その瞬間、

生徒のひとりが
「せんせー、授業時間、終わってま〜す」
って言いました。

授業の終了時間は
21:45。
今の時間は
20:55。

ハハハ、
まだ時計の見方を知らない高3生がいるとは。

現代文を教える前に、
時計の見方を教えておくべきだった。
そう思い、教室の時計を見ると、
小さい方の針、「9」を過ぎて、「10」が目前。
ということは、まもなく
22:00
ということ。

もうね、
え〜〜〜〜〜〜っ!
ですよ。

実際に「え〜〜〜〜〜〜っ!」って言ってました。

そう。
20:55
だと思っていたのですが、
21:55
だったんです。
授業の終了予定時間は10分前の
21:45。

人生、終わった😔
って思いました。

僕は教室の時計を見るとき、
長い方の針しか見ないんですよ。
時間感覚が1時間もズレるってことなんて、絶対にないと思ってますから。

でも、ズレてた。
思いきっり、ズレてた。
奈良にいると思ってたらジャカルタにいた、ってぐらいズレてた。

仕方ないので、「古文は来週やりま〜す」って言い、
加えて「時計の見方はちゃんと分かってます」と捨て台詞まで残して教室を出ました。

今日の授業では、
こんなことがないようにするので、お楽しみに。

5月の後半。
AIMのビルの近くに咲いていた「花」。
名は知らない。

今日からの講座を受講する皆さん!
頑張ってくれたまえ。

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