大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
高3の皆さんは、
今週末に「共通テスト模試」を受験する方が多いと思います。
そして特に1学期に勉強を頑張っておられた皆さんは
成績の上昇に期待をもって臨まれると思います。
もちろん成績が上がるのは指導者としても嬉しいのですが、
過度な期待は禁物です。
さすがに大学入試のレベルとなると、
1学期にちょっと頑張ったからといって
急激に成績が上がるわけではありません。
なかにはそうなる方もおられますが、
ほとんどの方は
・頑張ったわりには出来が良くなかった
となる場合が多いです。
ここで根本的な話をしておきたいのですが、
皆さんは志望大学に合格することを目指しているわけですよね。
模試で志望大学の「A判定」を取ることを目指しているわけじゃないですね。
もうお分かりだと思いますが、
模試は模試です。
本番の大学入試ではありません。
現状の学力と志望大学の合格に必要な学力との懸隔を判断するためのものが模試。
志望大学の合格に必要な学力とはどれぐらい「差」があるのか、
それを判断できればよいわけです。
そしてこの夏、
その「差」を埋めるために死に物狂いに勉強すればいいわけです。
今週末に「共通テスト模試」を受験される皆さんは、
いま現状、出来る問題だけは確実に押さえてください。
出来ない問題は考えても仕方がないので、
とにかく模試が終わった段階で
・自分がいま取れる問題は全て取った
と言えるようになっていればオッケー。
自己採点をしているときに、
・この問題、時間があったら取れたのに
・この問題、取れたと思ったのに計算ミスしていた
というようなことがないように。
とにかく現状の学力を、しっかりと解答用紙に反映させてください。
そして仮に期待していたほど取れていなかったとしても、
共通テスト本番や志望大学の入試の際には取れるように、
この夏、死に物狂いで勉強してください。
2学期が始まってからも、
この夏の頑張りを継続してください。
学校が始まってダレてしまったら、
夏の頑張りが全て無駄になります。
以上、次の「共通テスト模試」に向けての心構えに関する業務連絡でした。
コメント