大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
今日(日曜日)は夏期講習の第3タームの最終日です。
明日からの4日間、
また私の担当講座があります。
・高3国語記述の完成
明日から4日間、
18:00〜21:00の3時間。
この講座は
国公立二次試験の国語対策で、
つまりは記述対策ってことです。
そう、記述。
「120字以内で説明せよ」とか、
「理由を80字以内で書け」とか、
「傍線部をわかりやすく訳せ」とか、
まあ、自分で答えを記述しなくちゃならないタイプの問題ですね。
お分かりだと思いますが、
国語の授業の中では最も解説が難しいのが記述問題です。
選択肢型の問題は、
選択肢のどれかが答えなわけで
あらかじめ答えが存在している点で解きやすい。
記述問題は1から10まで自分で考えなくちゃならない。
そうして予習時に作り上げた自分の答案と、
私が授業でする解説を照らし合わせて、
答えが作られる過程が一緒かどうかを確認していくことになります。
賢明な読者諸氏はご存じだと思いますが、
記述問題とはいえ、
模範解答は1つです。
何を書いてもいいわけではありません。
出題者、つまり大学側が
どういう答えを書かせたがっているのかを
汲み取って答えを作る必要があるわけです。
だから
何を書いてもいい
というわけではないんですよね。
それも含めて、
授業の解説で
答えへと至る過程を
受講者が完璧に理解できるレベルで行なう必要があります。
でもね、
大学受験生のレベルで
良い答案を作るのってなかなか難しい。
一人ひとりの受講者について、
どういう間違いを犯していそうか、
どういった答案を作ってきそうか、
そういったことをあらかじめ予測して
こちらは解説を準備しておく必要があります。
受講者は毎年 変わるわけですから、
そういう理由から「同じ授業は2度とない」と考えられます。
その年その年で微妙に解説を変えながら、
しかも3時間という授業時間の枠の中で
受講者が「僕のために解説してくれている」と
感じてくれるような授業を準備する必要があります。
・えっ、塾講師ってそこまで考えて授業をやってるの?
って思われるかもしれませんが、
私はそうしています。
私はAIMの代表者なので、
経理的な面も含めてAIMの全体の運営の面を考えるのも仕事です。
でも、その仕事が忙しいがために
自分が担当する「国語」の授業が疎かになるっていうのが一番イヤです。
AIMの先生方と話していて
意見の一致を見るのは
・やっぱり授業がいちばん大事だよね〜
ってこと。
夏期講習の受講者の皆さんも、
ぜひそういう心積もりでAIMの授業に臨んでほしいと思います。
ぜったい「授業」なんですよ。
得られるものが めっちゃあるんですよ。
しかも効率的に。
これを無駄にするっていうのは
人生の貴重な時間を無駄にしているってことになりますので、
その点だけは肝に銘じて授業に臨んでくださいね。
明日からの授業、
楽しみにしています。
同時に、他教科の先生から、
「谷口先生、〇〇くんの授業中の姿勢、ものすごくよくなりましたよ」
っていう報告を聞くのも、とっても楽しみ。
こういう子って、
すぐにではなくても、
確実に成績が上がることは確約されているわけですから。
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