雑感 258

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

今日(8月17日)から夏期講習の新しいタームで、
・高3難関私大英語
・英文法/準動詞 徹底攻略
の2講座が始まり、
明日からは
・高1国語演習
が始まります。

今日から始まる2講座の担当は渡里先生。
赤本の『神戸大の英語15カ年』の編著者です。
また大手予備校の模試の作成者でもあります。

先生とは30年近くの付き合いなのですが、
怒った姿を見たことがありません。

もしかしたら「怒り」という感情が
欠落しているのかもしれません。

物静かで学究肌の先生なので
先生が自分で自分の宣伝をされることはないのですが、
この業界の講師なら誰でも知っているぐらい、
英語の知識が豊富です。

英文法はもちろん、英単語、発音アクセント、英語構文、
先生が知らないことはないんじゃないかと思えるほど
知識の宝庫です。

また先生が作成されるプリント類は
練りに練られており、
デザインも含めてその品質は
永久保存が必須と言ってもいいレベルです。

学究肌の常識人、
これが渡里先生に対する私のイメージです。
クセ強の先生が多いこの業界において、
渡里先生は一服の清涼剤と言えるでしょう。

と思ったら、
テキストやプリント類の品質にも徹底的にこだわるため、
・作成が遅い
というのが先生の唯一の欠点と言えます。

業者に印刷製本を発注したテキストが仕上がってきて、
そのテキストを先生にお渡しすると、
「この線、あと2ミリほど右にズラした方が良かったですね」
とか
「ここの色はあと2%ほど青を濃くした方がキレイでしたね」
とか、
「この部分の行間は0.5ミリほど開けておくべきでした」
とか、

テキストを受け取った生徒が100万人いたとしても
誰も気にしないことを3日以上は、気にされます。

クセ強っ!

渡里先生は
隠れた クセ強でした。

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