雑感 330

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大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

クレジットカードの不正利用をされていたみたいで、
引落カードの変更手続きなどでドタバタしています。

カード社会って便利なようで
こういう時にはほんと、めんどくさいですよね。

まあ、今のところ
被害はないのでそれはそれで良かったのですが、
なんとなく気持ち悪いし、
カードは再発行してもらわなくちゃならないしで、
メンタルがちょっとやられます。

で、メンタルの話なんですが、
私、メンタル弱いです。
これでもかってぐらい、弱いです。

メンタルが弱いためか
緊張しいでもありますし、
超マイナス思考でもあります。

緊張しいの面が最大に表に出たのが
大学入試の時です。

現役の時には
『勉強していなかったのだから、どうせ無理だよね』
って思いながら受験していたので、
そんなに緊張するわけでもなく、
初めて一人で京都に行けることにウキウキしていたぐらいです。

しか〜し、
浪人して、やりますよね、受験勉強。
やればやるほどやるべきことが増えていって、
超マイナス思考も相俟って、
大変な思いをしました。

そして入試当日。
もうね、これから一生、
これ以上に緊張することはないだろうって思うぐらい、
緊張しました。

金銭的な面で2浪は無理だし、
昭和の父を色濃く残している父からは
「〇〇レベル以上の大学でないと進学は許さん!」
なんて言われていて、
もうね、追い詰められた感じ。

しかも
緊張するとトイレに行きたくなるという、
身体的な不都合も抱えていました。

でもね、
最後の同志社大の法学部の入試の時に
ふと思ったんです。

現役の時はまったく緊張していなかったのは
ぜんぜん勉強していなかったから。
ということは、今、
ものすごく緊張しているということは、
めっちゃ勉強してきたからではないか。
つまり、
それだけやってきたから緊張できているわけで、
あとはこれまでやってきたことを
解答用紙に表現するだけ。
それでダメなら仕方がない。
そう思えたんですよね。

受験している途中に、
1回もトイレに行かなかったのは
この時だけなんですよね。

前日の同志社大の文学部の入試は不合格だったんですが、
同志社大の法学部には合格できた。
その違いは
この心の持ちようの変化ではなかったかと。
今になってみると、
これはたぶん間違っていないと思います。

AIMという塾を初めて27年目。
今年の高3塾生(27期生)にも、
そういう思いで入試に臨んでもらいたいです。

やるだけのことはやって、
入試当日を迎える。
不安はあるでしょうが、
あとはやってきたことを解答用紙に表現するだけ。
こう思えた受験生は強いってことを、
これまでのAIMの塾生たちでも感じたし、
自分の体験上でもそうです。

僕はほとんど毎日
大学受験国語の授業をしているわけですが、
この授業も同じで、
人前に立つのが苦手な、
超マイナス思考の僕が教壇に立てるのは、
準備をしっかりやっているからこそ。

できるだけのことはやったんだし、
これ以上の準備は出来ないってところまで準備したんだから、
これでダメなら仕方がない、
毎回そう思えるからこそ、
ものすごく緊張しながらも教壇に立てるわけです。

ほんと、人前で喋るのは
超絶苦手です。
「年数を重ねれば慣れるもんだから」
なんてアドバイスをもらったこともありますが、
それは嘘だった。

年数を重ねても、
やっぱり教壇に立って、
大勢の前で喋るのは
今でもめちゃくちゃ緊張するし、
超マイナス思考なので、
授業中でも
「いま、なんかキモイって思われてるだろうな〜」
なんて思うと、
授業中でも逃げ出したくなります。

今日も
今週にやる授業の準備をしているんですが、
それももう6回目ぐらいの準備(=予習)なんですけど、
まだ完璧とは思えないんですよね。

明日から今週の授業が始まるんですが、
それまでに今週やる授業のどれに対しても、
「準備は完璧」
って思えるレベルまで持っていきます。
そうしないと教壇に立てないから。
そして、
今年も1年分スケールアップした授業を展開したい。

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