雑感 351

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

昨日は夕方まで仕事して、
夜は久しぶりに飲みに行きました。

気分転換。
っていうより、ストレス緩和。

大学入試シーズンに突入しており
日々ピリピリした状態で過ごしていますので、
ちょっと身体が持たないなってことで
馴染みの店に飲みに行ってきました。

お酒は一人で飲みに行くことが多いのですが、
一人で飲みながら、
ボーとしているか、
本を読んでいることが多いです。

なんで本を読むのかというと、
居酒屋にしろバーにしろ、
一人客ってことになると、
たいていはカウンターに案内されます。

で、カウンターに座ると、
店主またはバーテンダーに
話しかけられることが多いんですよね。

そんで
それがものすごく苦手なわけ。

通い慣れた店なら
そのことを知っているから
話しかけられることはないんだけど、
ふらっと立ち寄った店なんかだと、
たいてい いろいろ話しかけられるので、
本を出して読むんです。

新規の店だと
「何を読んでるんですか?」
とか聞かれることがあるんでんすけど、
「小説です」
って答えるようにしています。
さすがに
「本です」
とは言わない。

続けて
「誰の小説を読んでるんですか?」
とか聞いてくる人もいるんですが、
「ドストエフスキーです」
って答えるようにしてます。
実際は司馬遼太郎だったりするんですけど。

1度だけ行った奈良のバーで、
「ドストエフスキーです」
って答えたら、
そのバーテンが大阪大学外国語学部のロシア語学科の出身で、
やたら食いつかれて困ったことがあります。

馴染みのバーで、
一人静かにバーボンのロックを飲んでいる時に、
隣りに座っていたカップルが別れ話をしていたことがあります。
その店ではバーテンに話しかけられることがないので、
ボーッとバーボンをすすっていたんですが、
僕の右隣に座っている女性の
「もうお別れしましょ」
って言葉で、
耳ね、超絶ダンボですよ。

えっ、なになに、
バーのカウンター(しかも満席)で別れ話?

男性「えっ、なんで?」
女性「あなたは私の思ってたような人じゃないから」

えっ、えっ、
どんな人だと思ってたの?
知りたい。

男性「・・・・・・」
女性「ほら、あなた、機嫌が悪くなると黙るでしょ」

そっか!
機嫌が悪くても喋ってくれる男であってほしいんだ。

男性「・・・・・・」
女性「もうね、そういう暗いの、イヤなの!」

うん?
なんか私が責められてるような気がする。
「暗いから別れたい」
言われ慣れてたーーーっ!

男性「そんなこと最初から知ってたことでしょ」

そうそう、
最初から知ってたんだから
そんなところを指摘されてもどうしようもないよね。
うん、分かる。
でも、そう言うと、絶対に言い返されるんだよね。

女性「思ってた以上に暗いのよ、あなたは」

ほらね。
そう言い返されるんだよ。
経験者には分かるんですよ。

カウンターに向かって
僕ー女性ー男性
の並びで座ってたんですが、
そして女性は右を向いて喋ったんですが、
もしかして左向いてる?
もしかして僕と付き合ってる?
「思ってた以上に暗いの、僕?」
って思うぐらい、
かさぶたを、めくりにめくってくるので、
居たたまれなくなって、店、出ました。

どれぐらいの暗さだと思ってたんだろう?

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