雑感 367

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

さて、AIMは今、
高校の定期テスト期間中のため
通常授業は休講期間となっています。

自習室は開放しているし、
冬期講習の「国語」のテキストの作成が佳境だし、
3学期の各種準備も進めなくてはならないしで、
私は毎日毎日、出勤して馬車馬の如く働いています。

馬車馬

また「馬」か!
しかも2つも。

馬車馬の如く働いていると書きましたが、
実はこういう裏方的な仕事が大好きです。
大好きな仕事は
・大学入試国語の過去問題を解く
・国語のテキスト作成やプリントの作成
・講習や通常授業の時間割の作成
・各種案内書の作成
・ホームページの改訂
・問い合わせの皆さんへの説明
などで、いちばん辛い仕事は「授業」です。

塾講師でありながら、
授業をするのが辛いとは、これ如何に。

授業って、
たくさんの人を前に喋らなくちゃならないじゃないですか。
前からこのブログにも書いているんですが、
それが苦痛なんです。

授業のテキスト、解説プリントや補助プリントの作成、
こういった部分までは とっても楽しいんですが、
授業、
ドヨ〜〜〜ンってなります。

そもそもが人前で喋るっていうのが すんごいストレスで、
喋るという点でいえば
いちばん楽なのは「壁に向かって喋る」です。

できれば「壁」に授業をしたい。
相手、「壁」。

いつか慣れるだろうと思いながら、
大学生の頃からずっと
「生徒」を相手に「授業」をやってきているわけですが、
慣れない。

でもね、
よく考えてみたら、
慣れないから いつも緊張感をもって授業ができるとも言えるわけで、
慣れていないことが必ずしもマイナスに働くとは限らない。

実際、
毎回毎回の授業、真剣に、しかも徹底的に準備しますし、
分秒刻みの授業進行案を考えていますし、
授業中の生徒の反応を見て解説を変更できるように、
だいたい7パターンぐらいの解説は準備します。

そうやって1回の授業が成り立っているわけで、
慣れると、
『去年と同じでいっか』
なんていう甘えも出て来ること、必定です。

私は、
自分には とことん、甘い。

威風堂々と宣言。

大事なことなので、
大文字、太字にしといた。

慣れてしまうと確実に
『準備、めんどくせ〜〜〜〜〜!』
と思うでしょう。

だから「慣れていない」ことこそが
私にとっては逆に
授業の質の向上につながっているとも言えます。

あの『情熱大陸』に取り上げられてもおかしくないぐらい、
異様な準備をしています。
授業準備をしている時には、
頭の中では あのテーマ曲が駆け巡り、
文字通り情熱を込めて授業の予習をしているわけですが、
授業開始の20分前ぐらいになると、
急激にショボンってなります。

それでも逃げ出さずに
ションボリしながらも授業教室に向かう、
その支えとなるのが

プロとしての矜持

リピート アフター ミー!

プロとしての矜持

(^_^)

そう、支えはそれだけなんです。

だから私は今日も教室という戦場へ、
淡々と赴く。

休講期間だった。

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