雑感 375

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

昨日は「高1基礎国語講義」の2学期最終回の授業でした。
今年度から「国語」も始まったAIMの高1対象講座。
あまりにも「国語」という教科が軽視されていることに対する
アンチテーゼとして開講したんですが、
受講してくれているのは「国語」の成績を上げたいと
心から思っている高1生ばかり。

みんな真剣に「国語」に取り組んでくれているのが
とても嬉しい。

自分の担当教科で こんなことを言うのはアレなんですが、
ほんとモブキャラなんですよね、「国語」。
哀しいぐらいに モブキャラ。

共通テストでは
素点で言えば英語リーディングの2倍の200点もある。
英語リーディングと英語リスニングを合わせた点数と同じ。
この教科で失敗したら、
けっこうイタイ、
誰でも分かりそうなものなんですが、
なぜか「国語は なんとかなる」と思っている人、多し。

もちろん「なんとかなる」人はいるわけですが、
全員が「なんとかなる」わけじゃない。
やはり それなりの対策が必要な人が圧倒的に多い。
なのに、そういう人に限って、
逆に国語対策の必要性を感じていないっていう もどかしさ。

英語や数学という1軍教科や、
物理・化学という、理系生にとっての1軍科目、
そういったものに比べると、
やはり影の薄さは否めない。

AIMにおいては、
そうなる原因に思い当たるところもあります。

そう、講師の影の薄さです。

塾や予備校業界で長くやっている講師の皆さん、
総じてキャラが濃いです。

そりゃこの業界の第一線で闘い、
生き残ってきた講師ばかりですから、
そりゃキャラだって濃くなるのは仕方ないです。

国語担当である私も この業界で長く第一線で闘ってきたわけですが、
自他共に認める「スネ夫」タイプの人間です。
いわゆるトップに立つタイプの人間ではなく、
トップ(ジャイアン)の陰で こそこそ動きたいタイプ。

だからね、
オーラがね、
オーラが、

まったく ないんです。

年齢がいってくれば、
自動的に出るようになってくるもんだと思ってましたが、
これがね、まったく出ません。

オーラを出そうとして 力むと、
なんかしらんけど 毛が抜けるっていう
不思議な身体を持っている私。

大学生の時、
コンパで けっこう酔っぱらってきた頃、
私の対面に座っている女子Aが
隣に座る女子Bに、

「あれ? 谷口くんって帰った?」

って尋ねているのを聞いてしまって、
「いや、あなたの目の前に座ってますが」
って言いそびれ、
結果的に、それ以降、なぜか私は

吉田くん

になってました。

私は背が高いので
立ち上がるとけっこう目立つはずなんですが、
痩せ細っているために、
昔はよく、

「向こうが透けて見える」

とも言われていました。

歩きスマホしている人に よく ぶつかられるのは、
私の存在を察知できないからじゃないかと疑っています。

ステルスフル。

私が プロレスラーとして デビューしてたら、
リングネームは「ステルス谷口」だったと思う。

けっこう強かったんじゃないかな。
なんせ向こうが透けて見えるんですから。

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