雑感 390

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

さてさて、年末も押し詰まってきました。
今日から私は年内最後の講座「高2国語演習」に臨みます。
今日から3日間、添削も含めて超絶いそがしくなるわけですが、
今日はブログで この1年の振り返りを。

2024年1月1日に能登半島で地震があり、
波瀾の1年の幕開けでした。
その日はなぜか薬師寺に写真を撮りにいっていて、
家に帰ったら地震。
大和郡山市在住なんですが、
けっこう揺れました。

1月2日には羽田空港でJALと海保機の衝突事故があって、
正直、
2024年はどうなるんだ?
って気持ちになりました。
コロナ、地震、航空機事故と
あまりにも衝撃的な出来事が連続していて、
日本、大丈夫か?
って気持ちになったのを覚えています。

ぞれでも1月3日から出勤。
とにかく淡々と仕事をこなすことを心がけました。

実は2024年はAIMにとっては「改革」の年で、
新しいことを いろいろとやりました。

いちばん心がけたことは、
コロナ禍で疎遠になってしまった塾生たちとの距離を詰めるとともに、
保護者の皆様との距離を元に戻すっていう改革。

コロナ禍では
保護者の皆様とは「動画」を見ていただく形での対応しかできませんでした。
学期ごとの「保護者会」を動画で見ていただくという形ですね。

そもそも これだけ入試が多様化している現在、
一人ひとりの保護者の皆様に
有益な情報をお伝えできるのかという煩悶もあり、
全員にお集まりいただいての「保護者会」には限界を感じておりました。

だから2024年度からは
・保護者の皆様との個別面談
という方向に舵を切ろうと、
そう決意していました。

1学期は
高1塾生の保護者の皆様とは個別面談、
高2・高3塾生の保護者の皆様は「保護者会」。

2学期は
全学年、保護者の皆様との個別面談。

保護者の皆様との個別面談を行なうことは
私自身の仕事量が劇的に増えることを意味しますが、
ご家庭でのお子様の様子、
保護者の皆様 一人ひとりの お考え、
そういったものを拝聴できて、
非常に有意義な時間を頂戴できたと思っています。

お話しできて
ほんとに良かったです。

またコロナ禍においては
塾生ともなるべく接触を減らし、
面談等も「15分」と時間を切って行なっている状態。

これは思っていた以上に
私にとっては ストレスでした。

そもそも授業で たくさんの生徒を前に喋るのは
ほんとに苦手なんです。
このブログに たびたび書いているように、
すごくストレスなんですよね。
怖い。

プロですから授業は きっちりやりますが、
授業のたびに、死地に赴く兵士のような心境になる。
このストレスを緩和してくれるのが
塾生たちとの個別面談や雑談でした。

個別面談や雑談を通して
授業中に見ている面とは また違った面、
しかも それは誰においても「良い面」が見えて、
『この子は こんな素敵な笑顔を見せてくれるのか』
とか
『この子は なんて優しい子なんだろう』
とか、そういった面を見られることが楽しみでした。

コロナ禍が、
その私の楽しみを根こそぎ奪い、
授業でしか塾生と会えず、
ものすごく距離を感じてしまうようになっていました。

距離を戻す!
2024年度は そう決意し、
2回目のAIM開校!
ぐらいの気持ちで臨みました。

私の技量が足りないために、
塾生の皆さんと
私が「理想」と思える距離には なっていません。
今後も精進し、
塾生の皆さん全員から
『このオッサンになら なんでも相談できる』
っていう関係になりたい。
これは2025年の課題です。

英語や数学の先生方に お願いしての
授業カリキュラムの改訂、
講座編成の変更などなど、
2024年度ほどAIMの授業が大きく変わった年はないです。

自習室の開放時間の変更、
授業動画の活用などなど、
細かい改革なんかも行ないました。

基本的にワンオペの塾なので、
考えなくてはならないこと、
想像しなければならないことが山ほどあった1年でしたが、
自分なりには
できる限りのことはやったという思いはあります。

先ほども書きましたが、
2回目のAIM開校!
ぐらいの気持ちで仕事に取り組んできたことは確かです。

時代に合わせて塾を変えていくという、
そういう気持ちではなく、
自分の理想とする塾、
それを目指して2025年もいろいろな改革をしていきたいと思っています。

いま在塾してくれている皆さん、
お子様をお預けいただいている保護者の皆様、
そして 2025年に新たに出会う塾生、保護者の皆様に
『AIMに通って良かった』
『AIMに通わせて良かった』
と思っていただけるような塾になりたい。

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