雑感 404

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

今日は成人の日で祝日。
祝日だけど出勤していますよ〜。

奈良市は昨日「成人式」があったみたいで、
AIMの卒業生の何人かから
成人式の写真を送っていただきました。

覚えてくれていて、
とっても嬉しい。
ありがとうね。

で、私はといえば
まあ祝日もAIMに出勤しているわけですが、
この間の「高2基礎国語講義」の授業に来た生徒が
授業前に
「先生って、帰る家があるんですか?」
って尋ねてきました。

一瞬、意味が分からなかった。

これまでも
・いつ家に帰ってるんですか?
・このビルに住んでるんですか?
・休む時ってあるんでんすか?
とか、まあ そういう方向からの質問はあったんですが、
「先生って、帰る家があるんですか?」
ってのは新しい方向性の質問だったので
一瞬、意味が分からなかった。

一瞬 ポカンってなって、
あ〜って思って、
「ちゃんと帰る家、ありますよ。そんで ちゃんと帰ってますよ」
って答えると安心してくれました。

1年の大部分を、
そして起きている時間の大部分を、
このAIMの中で過ごしていますので、
もうね、ほとんど塾の「備品」みたいな存在になってます。

AIMの開校以来27年間、
塾の「備品」として過ごしてます。

さて、共通テストとか私大の一般選抜とかが近いわけですが、
塾の「備品」のような存在の私といえども、
いや、「備品」としてみんなの頑張りを見てきたからこそ、
受験を自分のことのように思えるわけです。

これから受験を迎える27期生のことも、
この1年、自分なりに 精一杯 指導してきました。
27期生の一人一人との「思い出」があるわけで、
しかも、たくさんの「思い出」があるわけで、
そうしたものを思い出すだけで涙ぐんでしまいます。

塾生たち自身には淡々と受験に立ち向かってほしいのですが、
私自身は淡々と受験に送り出すのは、無理です。
淡々と送り出すには思い出すことが多すぎる。

この時期は
朝、出社すると、
これから受験を迎える一人一人の高3生の顔を思い出しながら、
『今日も充実した1日を過ごして!』って祈りますし、
私大の一般選抜の時期になると、
その日に入試がある塾生の顔を思い出しながら、
『どうか実力を発揮させてあげてください!』って祈ります。

けっこう真剣に祈っています。
今年の おみくじは「大吉」だったので、
私の願いはきっと聞き届けてくださるでしょう。

ってことで、
27期生の塾生の皆さんは、
自分ができる最大限のことをしっかりやることだけを考えて、
淡々と受験に臨んできてください。

もうね、これを書いているだけで
目頭が熱くなる。
心から応援しています。

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