大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
今日から高3塾生たちの私立大の一般選抜入試が始まります。
頑張ってきてくださいね。
高校の担任の先生とかは
たいてい学年の持ち上がりで、
3年に1回だけ高3の担任として
クラスの生徒の進路指導を行うと思うんですけど、
AIMのような小規模塾では
塾長が毎年 行わないといけないんですね。
キツい。
私の知人(男性)が教室長をやっている大手塾では、
大学入試の時期には本部から進路指導の担当者が派遣されてきて、
何も知らない初見の塾生の進路指導を担当するそうです。
進路指導担当者が塾生に出願校のアドバイスをしているのを聞いて、
「えっ、この気の弱い生徒に そんな強気の出願をさせるつもり?」
「浪人してでも医学部に行きたい生徒に京大の農学部を勧める?」
とか、自分の教室の塾生と日々接している彼からしたら、
「あとでケアーしなくちゃ」
と思わせられることが多いらしい。
そういう立場から見たら
自分で進路指導をさせてもらえる私は幸せなのかもしれません。
でもね、キツい。
特に国公立志望の塾生の共通テストの結果が出て、
出願校の相談を受けるとき、
自分が吐く言葉の一つ一つに細心の注意が必要だと感じます。
責任を全部 背負うつもりで
一人一人と話し合いをします。
責任なんて背負えるものじゃないんですが、
それぐらいの気概でやらないと
入試後に自分で自分のことが嫌いになるのは分かってますから、
頑張るわけです。
ほんと、キツい。
私立大の出願校についても同様。
何日にどこの大学を受験するか、
その大学を何回ぐらい受験するか、
その大学の入試問題は その塾生にとって取り組みやすいものか、
そういったことを考えながらアドバイスしていくわけですが、
頭の中であれこれのことをキュルキュル考えながら話をするわけです。
そりゃ、キツい。
しかも その時期に
高1・高2の塾生の3学期の個別学習面談、
2月になると高1・高2の塾生の保護者の皆さんとの個別保護者面談。
めっちゃ、キツい。
で、ですね。
高1・高2の3学期通常授業が行われており、
私の場合、
解説プリントも作って、
授業もして、
添削もして、
公欠の受講者のための動画撮影と動画編集もして。
しかも公欠の受講者のための動画撮影は
私の授業だけでなく、
全ての授業で行うわけですから、
1週間で3〜4本の動画の撮影と編集が必要となります。
いやあ〜、キツい。
そして新年度の
・春期講習
・通常授業
の時間割を考え、
先生方と日程調整の話し合いをし、
時間割が決まったら それらの案内書を作ったり、
塾生にそれを配布したり、
塾生の申し込み受付をしたり、
領収証を発行したり、
ホームページを更新したり、
問い合わせをいただいた方の対応をしたり。
もうね、キツい。
ってな感じで、
1月から3月までを過ごしていくわけですが、
27期生の大学入試が終わったと思ったら、
つまり私が欧米の金持ちなら「レッツ、バケーション!」って叫ぶ時には、
なぜか「春期講習」が始まっているという、この不思議。
欧米の金持ちなら、キツい。
世が世なら、
私は かなり有能な戦国大名になっていたと思う。
ヒョロヒョロなので
周囲の戦国大名たちからは軽んじられると思うけど、
立派な春期講習の案内書を作成して
彼らを驚愕させることが できるだろう。
別の意味で、キツい。
っていうか、キモい。
とまあ、
こんな感じで1月の後半を過ごしているわけですが、
何やかんやいいながら、
このAIMという塾で こういう仕事をするのは好きです。
その最大の理由は、
・この子たちのためにできる限りのことをしてあげたい!
って思える塾生たちに恵まれているからです。
頑張りが、苦にならない。
綺麗事だと思うことなかれ。
・できる限りのことをしてあげたい!
って思わせられる以外に、
これだけの仕事をワンオペでこなせる原動力ってあると思いますか?
もうね、
ぶっちゃけちゃいますが、
通ってくれている塾生、
子を預けていただいている保護者の皆様、
これが私の仕事の原動力です。
そして27年間もAIMという塾を続けてこられた原動力も、これ。
「自分のためのことより、人のためのことの方が頑張れる」
私が授業で ときどき話すことなんですが、
なんか偉人の言葉っぽくないですか?
奈良のAIMっていう塾の谷口っていう代表者が言っていた言葉として
後世に語り継がれてほしいところです。
ってネットで思って調べたら、
みんな言ってた。
キツい。
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