雑感 421

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

昨日は嬉しいことに
私立大学の一般選抜の
今年度 最初の合格者が出ました。
幸先の良いスタート。

今日から関関同立大の入試が始まります。
これまた27期生がたくさん受験します。
受験する皆さん、力を出し切ってきてください。
やるだけのことは やってきたはずです。

とにかく最後までバックアップはしますから、
目の前のことにだけ集中して
頑張ってきてください。

昨日から今日にかけて、
仕事が重なりに重なっていたのですが、
仕上げようと思っていた仕事は
思っていたクオリティーで仕上げることが出来ました。

こういう しんどい時、
皆さんは自分で自分に何って声かけしますか?

僕の場合は、
「負けてたまるか!」です。
心の中で、頻繁に叫んでます。

特にある ひとつの仕事が8割がた片付いた時、
そういう時にそう声かけすることが多いです。

というのは、
8割がた片付くと、
「この辺でもうやめとこう」
っていう誘惑に駆られます。

クオリティーの面でも
まあ非難されるほどのレベルでもない。

でもね、
理想を10として、8で終えると、
なぜかそれが伝わるんですよね。

添削とかだと、
「今回は先生、少し手を抜いたな」
とか思われるんじゃないかと思って怖い。

8割まで片付ける労力と、
8割を9割に持って行く労力は同じぐらい。
9割を10割に持っていく労力は、
0から9割に持っていく労力と同じぐらい。
そんな感じでしょうか。

大学受験の勉強を通じて、
このことを学びました。

10割に持っていかないと
合格はない。
8割で満足してしまうと、
なぜか残りの2割から出題されることが多いんですよね、入試って。
だから10割を目指して頑張るわけです。

仕事も同じで、
8割まで持って行った時に、
「この辺で終わりにしよう」
という誘惑に駆られます。
特に仕事が積んでいるとき、この誘惑は魅力的。

でもね、そういう時にこそ
「負けてたまるか!」
なんです。
この場合の「負けてたまるか!」は
「誘惑に負けてたまるか!」ですね。

理想の授業がなかなか出来ない場合、
でも生徒からは概ね評価されている授業は出来ている。
こういう時も「負けてたまるか!」ですね。
この場合、何に負けてたまるか なのか、
ちょっと自分でも分かりません。

なにはともあれ、苦しいときには
「負けてたまるか!」
そう思って、これまでいろいろな困難を
乗り切ってきたような気がします。

大学入試の時の
気絶しそうな緊張感のなかでも、
ずっと「負けてたまるか!」って思ってました。

負けず嫌いな人、
闘争心の強い人、
そういう人をとても羨ましいと思ってきましたし、
今も羨ましいと思っています。

自分は なるべく平穏無事に、
そしてノンビリ飄々と生きたいと思っているので、
これまで何度も人から
「もっと頑張れ」とか
「ガッツを前面出せ」とか
「目が笑っていない」とか
「目が細すぎて見えない」とか
「目が垂れてる」とか
「少年のような心を持っていない」とか
「食べ物をおいしそうに食べられない」とか
「犬好きじゃないから信用できない」とか
あれこれ言われてきたのですが、
けっこう根っこの所では負けず嫌いなのかも知れません。

負けたくない相手は「自分」。

なんか いいことを書いたような気がする。

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