大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
さて、国公立大学の前期日程試験が近づいて来ました。
残念ながら私立大学が不合格だった方、
第一志望は国公立大学なのですから、
ここは気持ちを切り替えて
第一志望の大学の合格を目指してください。
私立大学の不合格は想定内といえば想定内。
皆さんは国公立大学への合格を目指して
これまでAIMで受験勉強してきたのだから、
これからが本番です。
逆に国公立大学を志望していて、
まずは私立大学に合格した皆さん。
国公立大学の入試、気を抜かずに挑んでください。
あくまで国公立大学が第一志望なのですから
そこを一点突破するぐらいの気持ちで突き抜けてください。
私立大学の後期入試を受験される方、
チャンスを与えられているわけですから
最後まで諦めずにチャレンジしてください。
これまでのAIMの卒業生で、
最後の最後の入試で
第一志望の私立大学の合格を勝ち取った人はたくさんいます。
AIMは入試が終わるまで皆さんのバックアップを続けていきます。
とても厳しい戦いになると予想されますが、
どうか力を出し切ってきてください。
いま願うことはそれだけです。
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大学入試も後半戦。
東京の有名私立大学の入試、
国公立大学の前期日程試験、
関西の私立大学の後期入試、
国公立大学の中期日程試験、
国公立大学の後期日程試験と入試は続きます。
塾生(27期生)の進路も
半数以上が決まりました。
そうした中、
近年の私立大学の入試で気になるのが
いわゆる「補欠合格」っていうやつ。
最近、これ多いんです。
27期生の中にも
第一志望の私立大学が「補欠合格」、
第二志望の私立大学が「合格」、
こういう生徒が数名います。
とりあえず納入期限までに
合格した大学にお金は振り込む必要があるのですが、
その後「補欠合格」が「合格」に繰り上がり、
第一志望の大学に進学することが決まっても
納入したお金が全額戻るわけではありません。
入学金は返金されないパターンが多い。
私立大学が定員を充足させるためには致し方ない処置だと思うのですが、
大学もいわゆる入試のプロを抱えているわけですから、
プロの矜持を持って「戻り率」を予測してほしいし、
仮に戻り率が予想以上に悪くて定員割れになった場合、
そこはプロとして少しは「恥」と感じてほしい。
なんとなく「補欠合格を出しておけば安心」という空気があるように感じます。
受験生の立場からすれば「もしかして繰り上がるかも」っていう期待が残り、
第二志望の私立大学の合格を色褪せたものにしてしまうような気がします。
大学にもよると思いますが、
昔は「補欠合格」を通知されることがなく、
定員割れになりそうなときに
1点差で不合格になった者から順番に
個別で連絡を取って入学意志の有り無しを確認するっていうパターンが多かったように思います。
つまり、こっそりやる。
ここには大学側の「予測が外れて恥ずかしい」という感情が
少しはあったように感じます。
まあ、実際にそういう感情があったかどうかは別にして、
いまの「補欠合格」の通知、
これって本当に必要なんでしょうか?
ちょっと期待させておいて、
結果、繰り上げ合格はなかったっていう方が、
傷が深いように私には感じられるのですが。
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