雑感 458

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

昨日で国公立大の前期日程入試の発表が終わり、
明日は、もう後期日程入試です。

AIMの27期生で後期日程入試を受験する皆さん、
頑張ってきてくださいね。
心から応援しています。

最後の最後で決めましょう!

昨日は進路が決まった27期生、
それと浪人していて志望大学に合格した26期生の
塾生本人とお母様が4組、AIMに挨拶に来てくださいました。

本当におめでとうございます。
保護者の皆様も 本当にお疲れ様でした。

私はこの仕事をして長いんですが、
近年、特に思うことは、
保護者の皆様がいちばん大変なんじゃないかということ。

出願ひとつとっても、
今の高校生といえども
パソコンを通じてのネット出願のやり方に習熟していないので、
保護者の皆様の力を借りなくてはならない。
また私立大の入試システムが複雑すぎて、
受験大学は生徒本人が決めるにしても、
共通テスト「利用」は出願するか、
共通テスト「併用」の方が有利か、
一般選抜でA大学とB大学の試験日が重なる場合、どちらに出すか、
英語重視型で出願するか、均等配点型で出願するか、
ほんとに考えるべきことが ものすごく多く、
生徒が受験勉強をしながらこういったことまで考えている時間はないわけです。

そこで保護者の方と私とで相談しながら決めていくことが多いわけですが、
皆さん本当によく調べておられて、
受験する生徒本人よりも保護者の方が詳しいんじゃないかと思われます。

いわゆる分業ですね。

そうなっているのも
入試システムがあまりにも複雑だから。
このあたり、もう少し整理してくれないと
受験生ファーストにはならないんじゃないかと思います。

関東では今年度の入試から
東洋大学がいわゆる公募制推薦入試で学科試験で判定する形を取りました。
結果、ものすごく受験者が集まったんですが、
これ、実はルール上は反則なんです。
公募制推薦入試は、学力だけによる合否判定をしてはいけないってことになっています。
でも、近畿圏の私立大学では前々からごく当たり前のように
公募制推薦入試で学科試験だけによる合否判定、してますよね。
このあたりのルールの不平等感、曖昧さなどもあり、
なんか大学入試が健全に運営されていないんじゃないかとも思えます。

なにはともあれ、
現今の大学入試については受験生本人だけでなく、
保護者の方のバックアップも必須という状況にあります。

AIMでは、2024年度から
全学年について
学期ごとに保護者の皆様との個別面談を行なうことにしています。
その理由の一つは上記のような点にあります。
もちろんお子様の家での様子を私が知りたいというのが最大の理由ですが、
保護者の皆様が入試において不安に思っておられる点について
個別にアドバイスさせていただくという意味合いもあるわけです。

私と塾生との関係だけでなく、
私と保護者の皆様との間にも
小規模な塾のメリットともいえる「密」な関係を築きたいと思っています。

新高3(28期生)、新高2(29期生)、新高1(30期生)の保護者の皆様、
2025年度、協力しながらお子様の大学入試のバックアップをしていきましょう。

よろしくお願いいたします。

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