大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
今日は日曜日ですが、案の定、定刻通りに出勤しています。
今日のメインの仕事は
昨日の「高2基礎国語講義」の授業の分の添削。
そして、その講座で今年度から毎回やることにした
古文文法の小テストの採点。
そして高3塾生の数名の学習面談。
効率よく仕事をすれば17時には終われるはずです。
いま「効率よく」と言いましたが、
塾の仕事というのは相手が「物」ではなく「人間」です。
そして「人間」は自主的に行動するものなので
その行動を予測することは不可能です。
例えば、先述したように
〝効率よく仕事をすれば17時には終われる〟
と思ったとします。
自習室も17時までしか開けていない日だとします。
17時が近づいて来て、
「予定どおりに終われそうだ、うふっ」
って思っていたところ、
部活が終わった塾生が16時50分頃に塾に来て、
「先生、自習しに来ました!褒めてください!」
って飛びこんでくるかもしれません。
「今日は自習室は17時までと告知していたはずだよ」
と言うと、とてもションボリしていたとします。
そんな生徒に、
「だからあと10分だけ自習して帰りなさい」
とか言えますか?
私は言えないです。
せめて1時間は自習させてあげたい。
私的な自分の用事を1時間遅らせてでも1時間はさせてあげたい。
そもそも「人間」を相手にした仕事で、
極度に「効率化」や「計画性」を追い求めすぎると、
その相手との距離はどんどん開いていかざるをえなくなる。
AIMを開校した当初から、
だから私は仕事の上では
「効率よく」や「計画的に」ということをできるだけ排除しています。
もちろん「計画」は立てますし
生徒ともっと面談できるようにするために他の仕事の効率化は考えます。
でも、「人間」相手のAIMのすべての仕事については、
「効率」や「計画」は考えず、
計画が狂っても、また効率が悪くても、
一人一人に、その状況に応じて適切な対応を取っていきたいと思っています。
先の「自習に来ました!」の件ですが、
もちろん「次からは気を付けてください」とクギを刺すことはしますが、
「あと10分だけ自習したら帰りなさい」
とは言いません。
その生徒が、初めて自習室を使いに来てくれたなら尚更です。
ってことで、
今日も『17時に終われたらラッキー!』って感じで仕事をします。
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いま思ったんですが、
このブログを書いていること自体、
昨日なんてアクセス数が「12」しかなかったんですから、
しかも、そのうちの半分は私からのアクセスなんですから、
「最も意味のない作業」と言えるのかもしれません。
でも、ときどき卒業生から
「ときどきブログ見てますよ〜」って感じで、
「ときどき」の2乗ですけど、言ってもらえるのが嬉しいので続けてます。
2ヵ月ぐらいは、それでブログを書くモチベーションが保てます。
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