雑感 506

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

今日は「昭和の日」っていう祝日なんですね。
この仕事を長くやっていると「祝日」という概念がなくなって、
「祝日=平日」という感覚から抜け出せません。

今日も、AIMに出勤するまで
今日が「祝日」であることを忘れていていました。
AIMに着くと、すでに自習に来ている塾生がいて、
「あっ、祝日か」って気づいたんですね。

でね、
「今日は祝日だったのか!」
って気づくと、皆さんもそうだと思うのですが、
仕事に対するモチベーション、下がりますよね。
「なんで祝日に仕事をしなくちゃんらないんだ!」
てな感じで、「やってられないぜ」って思いますよね。

いや〜、私も同じですね。
仕事に対するモチベーション、ダダ下がりです。
でもね、それと仕事のクオリティーは別で、
モチベーションが下がるわりには、
仕事のクオリティーは上がります。

特に授業のクオリティーは、
祝日の方が確実に上がります。
これは こちらの意識の問題で、
生徒は わざわざ祝日に授業を受けに来るわけですよね。
授業に来た生徒には
「祝日なのに休まずに授業に来て良かった」
と思って帰ってもらいたいですよね。

祝日でなくても、生徒には
「休まずに授業に来て良かった」
と思ってもらいたいわけですが、
祝日の場合には、その思いが、より強くなります。

だから「今日は祝日だったのか!」って気づくと、
祝日でないときなら、
そこから3〜4回しかやらない授業のシミュレーションを、
7〜8回やって、完璧を期そうとするわけですね。
結果的に授業がそう変わるわけじゃないんですけど、
意識の上では ずいぶんと違います。
受講者にはその違いは感じられないと思いますが、
というより、
違いを感じられてしまうようならプロとは言えないわけですが、
「今日はいつもよりも格段に分かりやすい授業をやってやる!」
っていう思いが強くなる分だけ、
授業の後に いつもやる「ひとり反省会」の時間も短くなります。

ああ、「ひとり反省会」ね。
授業終了後、その日の授業を思い出して、
・ここはもう少しこうしておけばよかった
とか、
・あそこは説明がダラダラしすぎた
とか、
・開始から27分過ぎにA子さんと目が合ってしまった!
とか、
・キモっ! て思われたんじゃないか
とか、
・来週、体調不良で休まれたらどうしよう
とか、
・いや、目が合っただけでさすがに体調は崩さないだろう
とか、
・いやいや、最近の若者は分からないぞ
とか、
・目が合って体調不良になって休む場合、動画は撮るべきなのか
とか、
・動画を通して目が合ってしまったらA子さんは気分が悪くならないのか?
とか、
・それならアイマスクをして授業をするべきなのか?
とか、ひとりで反省する「会」です。

ほんと、自分でも「めんどくさい奴」って思います。

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