大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
ノーベル平和賞の発表がありましたね。
トランプ大統領が平和賞を狙っているという噂もありましたが、
私も、狙ってました。
だって、これまでひたすら平穏無事に過ごすことを心がけ、
お正月の初詣の時には塾生の受験の成功と、
世界平和を祈ってきた男ですよ、私。
人にケンカを ふっかけたことも皆無。
ヤンキーから「1000円貸してくれん？」と言われれば
震えながら1000円を差し出し、
１ヵ月が経っても返してくれないので、
『1000円返して！』
って念を送ってたら、
「また1000円貸してくれん？」と言われ、
黙って1000円を差し出す男ですよ、私。
非暴力・服従の精神に満ちあふれてます。
どう見ても、私こそが「平和賞」にふさわしい。
ノーベル財団から いつ連絡があるのか、
そもそも何で連絡が来るのか、
メールなのか、電話なのか、Lineなのか、念なのか、
それも分からず、
ひたすら待っていると、塾の電話が鳴った。
おっ！
連絡は電話で来るのか！
「大学受験フォーラム エイムです」
「ああ、わたしですね、･･････」
うん？
日本語？
「はい」
「ああ、わたしですね、ホームページ制作の会社をやっております･･････」
ガチャンと電話を切ろうとしたんですけど、
『うん？もしかして覆面調査員？』
という思いが湧き、
『ミシュランなんかでも覆面調査員が
こっそり店でご飯を食べてチェックするって聞いたなあ』
とも思い、もしかしたら試されてるのかも、
平和を愛する人かどうかを。
「はい、なんでしょう！（明るく元気に）」
「アイムさんのホームページを見させていただいたんですけど」
「はい、エイムです！ ありがとうございます！（明るく元気に）」
「ぜひアイムさんのホームページ、私どもに作らせていただければと」
「エ・イ・ムです。もしかして怒らせようとしてます？（明るく元気に）」
「いや、アイムさんにビジネスのお話でして」
「じゃあ、うちはけっこうです！（明るく元気に）」
「私どもプロにお任せいただければ、アイムさんの宣伝効果も3倍になるかと」
「･･････（明るく元気に）」
で、電話を切った。
その結果、ノーベル平和賞は、
ベネズエラの野党指導者マチャド氏の手に。
あの電話、どう答えるのが正解だったんだろう。
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