大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
今日は日曜日。
世間的には安息日らしいですが、
私は昨日の「高2基礎国語講義」の授業分の添削もあり、
保護者面談もあり、
問い合わせの皆様への説明もあり、
志望理由書のチェックもあり、
今日も安息できそうにありません。
2学期の「保護者面談」は続いていまして、
塾生保護者の皆様とお話しできること、
これがとても楽しい。
出願校に対する深刻な相談もあるので
楽しいと言うと語弊があるかもしれませんが、
それでも保護者の皆様とのコミュニケーションは、
正直に言うと私にとっては、オアシスです。
何がいいって、
1対1、ご夫婦で来られた場合でも1対2の対応。
多人数の前で話すのが極度に苦手な私にとって、
この お一人を相手に お話しさせていただくことは
ノンストレスです。
若い頃、つまりイキリたかった頃は、
「大勢の前で話して注目されるのが快感」
とか、
「聴衆が多い方が燃える」
とか言って、塾講師向きの人間であるアピってたんですが、
自分を繕うことに疲れ、
AIM 開校後は、
「たくさんの人の前で喋るのは苦手」
って正直に言うようにしています。
それだけでも、どれだけ気が楽になったことか。
誤解のないように付け加えておくと、
多くの人の前で喋るのが苦手なのは確かですが、
授業という場で喋れないわけではありません。
喋ることを台本を作るようにまとめ、
1回の授業について その台本は7冊ぐらいあって、
その台本を授業途中の受講者の様子を見ながら
入れ替え入れ替え授業で喋っているので、
なんか舞台の上で演じている感覚なんですよね。
たくさんの受講者の前で喋るわけですから
極度の緊張には苛まれているわけですが、
自分を塾の国語講師を演じる「演者」だと思い込むことによって、
そして「演者」である限り
良い演技をしなければならないと自身に言い聞かせることによって、
あの授業が成り立っているわけです。
だから多くの人の前で喋るのが苦手とはいえ、
授業自体は ちゃんとやってますよ。
めっちゃ ストレスですが。
不整脈が出るほど ストレスですが。
1回1回の授業が、
日本シリーズの試合前に国歌独唱をさせられるぐらいの緊張感。
幼稚園の発表会の劇なんかで
主役の「桃太郎」をやりたがる園児の気持ちが分かりません。
どうしてもと言われるなら、
できれば路傍の「木」か、
お婆さんの「洗濯物」の役を担当させていただきたい。
基本的に一人でボーッとするのが最も好きな人種。
仕事も、ひとり静かに、集中してやるのが好きです。
そんな私にとって、
台本が必要ない塾生の保護者の皆様との面談は、
授業に比べて天国のような感じです。
そして保護者の皆様の、お子様への愛情を感じることで、
お子様を お預けいただいている ありがたさを実感します。
そして、思います。
保護者の皆様の次ぐらいには
お子様の幸せを願わせていただきたい、って。
で、今日も保護者面談があるわけですが、
また今日も そんな思いでお話をお聞きしたいと思います。
早朝から猛烈に仕事をしてきて、
いまブログを一気に書き終えて、
さて、これから保護者面談の開始。
今日も頑張りたいと思います。
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ネモフィラって、なんか かわいいですよね。
今年の5月、馬見丘陵公園のネモフィラ。

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