大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
さて、気がつけば今日は6月の最終日。
前にもこのブログに書きましたが、
6月、薄くないですか?
私に とって だけですかね?
なんかね、
6月って「気がつけば過ぎてた」って感じで、
まあ、毎年そうなるんですが、
強烈な思い出といえば、
・高3国語私大テスト演習
という講座の1学期分が終了したということぐらい。
私的には、
ほんとにいろいろなことがあった6月ですが、
仕事の面では6月は
「気がつけば過ぎてた」
って思いしかない。
4月は新年度の立ち上げがあり、
4月から5月にかけては塾生との個別での「学習面談」、
4月の末から5月中にかけては
塾生の保護者の皆様との「保護者面談」、
そして夏期講習の準備などなど、
仕事が山積していて
息をするのも忘れるぐらい忙しかったんですが、
そして6月も忙しいことは忙しかったんですが、
なんか6月は存在感が薄い。
サッカーファンの皆さんは
「ワールドカップがあったじゃないか!」
とおっしゃるかもしれませんが、
そもそも私、サッカーには興味がないですし、
というより、ルールをあんまり知らないし、
仕事とは関係ないですよね。
そんなこんなで6月、
たいへん存在感の薄い月だったわけですが、
それだけに とても親近感を感じます。
そう、私、存在感の薄さにかけては
人後に落ちない自信があります。
「背が高いから目立つでしょ」
って言われることがあるんですが、
背が高いけど、非常に薄いので、
私を横からみると、
向こうが うっすらと透けて見えます。
背が高いことと、
存在感があることとの間には
どうも相関関係はなさそうです。
若い頃は この「存在感のなさ」が、
本当に嫌でした。
大学時代から塾でアルバイトを始めて、
もうね、
どうしていいのか分からなくて迷走していた時期もあります。
そもそも この業界、
大学生のアルバイト講師といえども、
集団授業を担当する人たちって
根底の所では
「人前で自信を持って喋ることができる」
人たちなんですよね。
そして、やはり
「目立ちたい」
っていう欲望も強い。
全員がそうとは言えませんが、
やはり そういう人が多い。
めっちゃ個性が強い人も多いです。
そんななか、
「『平凡』を人間にしたら谷口になる」
って言われるぐらい、平凡な私です。
無理して「個性」を前面に押し出そうとした時期もありますが、
考えてみたら「個性」がないんですから
押し出すべきものがないんですよね。
10歳までで、これは諦めました。
そこから「素」のままでいるのが楽と思い、
ずっと「素」のままでいることを心がけてきたんですが、
大学時代のアルバイトで危機感を感じ、
違う自分を作らなくちゃって思うようになりました。
そうしないと
多くの人の前で授業をするなんてできないんですよね。
その頃から理想にしているのが、
『振り返ってみたら、なぜか谷口先生の授業が記憶に残っている』
っていう感じの授業。
大学時代、灘中に合格した浜学園生の一人が、
合格体験記に、
すごい先生たちの中で、
国語の谷口先生(大学生)の授業が印象に残っています。
なぜ印象に残っているのか、
自分でも分かりませんが、振り返ると一番印象に残っています。
って書いてくれた子がいて、
『わっ、理想通りにできてる!』
って思いました。
大学2回生の時に、
前任の社員の先生が病気で降板されて、
小6のNK(灘中・甲陽中)コースを初めて担当して、
最初のアンケートで、
半数の受講者から
「前任の○○先生に戻してください」
って書かれた身からすると、
その年の合格者の体験記に
そんなことを書いてくれたのが自信になりました。
社会人として この業界に入って、
講師の皆さんの強烈な個性、
そして存在感に圧倒され、
何度も
『ああ、自分はやっていけないなあ〜』
って思ったんですが、
その時その時の授業を全力でやれば、
『振り返ってみたら、なぜか谷口先生の授業が記憶に残っている』
と思ってくれる塾生もいるに違いないと思って、
これまで授業をしてきました。
その全ての素地が、
大学時代の体験によって形づくられたって感じですね。
若い頃は、
いや、けっこうベテランになっても、
・オーラを出す練習
などもしてきましたが、
やはり、
・1回の授業の予習は7回以上やる
・分刻みで授業の進行を計画する
・本文が難解な場合は秒刻みで授業の進行を計画する
・設問ごとに解説を7パターン以上は準備する
・出来が悪いと思われる設問の解説は最も易しいパターンを提示する
・頭の中では常に5分先の授業をする(その際に解説パターンの修正も行なう)
・その内容を喋るのは5分後になるように心がける
・全受講者の出来を予想しながら授業をする
・不満そうにしている生徒がいたら心の中で謝る
・授業中は目に薄い膜を張って生徒と目が合わないようにする
・ただし生徒からは目が合っているように見えるようにする
など、
おそらくどの講師もやっている 当たり前のことを当たり前にやれば、
こんな平凡で存在感のない私の授業でも、
少しは受講者の記憶に残ることが分かって、
なんとかやってこれました。
大学生の頃、
この話を同じ大学生の算数講師に酒を飲みながら語ると、
「谷口って平凡だけど、授業は変態だな」
って言われたことがあります。
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