雑感 594

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

昨夜は「高3国語私大テスト演習」の授業があったんですが、
授業をしていて気持ち良かったです。
理由は「遠慮のない解説」。

受講者がどう思おうと、
自分が思う最適な解説をしよう、と。
今年度は、そう思いながらすべての授業を行なっています。

解説って、
ある程度は受講者に合わせて変化するもんなんですよね。
例えば
〝今年は現代文が苦手な人が多いから、
今日の問二は若干アクロバチックな解説にしよう〟
とか、
〝今年は古文が苦手な人が多いから、
今日の文章の4行目、難しいから解説を流そう〟
とか。

そういう微調整を行ないながら授業をやるわけです。
つまり若干の「妥協」が入るわけですね。

これまで こうした「妥協」を「気持ち悪い」とは思いながらも、
でも、受講者が「分かりやすい」と思ってくれるなら
あえて「妥協」しよう、と思いながら授業をしてきました。
そして、それでも国語の受講者は減らず、
国語の成績を上げることはできていたんです(もちろん全員ではない)。
受講者の〈授業満足度〉は、
そう悪いものではなかったと思います。

この「気持ち悪い」と思う「妥協」を全て排し、
自分が思う「妥協」のない解説をしよう。

これが今年度の私の、授業についての決意です。

で、すごく気持ちがいい。
これが自己満足にならないように、
もっともっと研鑽を積んでいきたいと思います。

あえて「妥協」という言葉を使っているだけで、
これまでの授業をいい加減にやってきたわけではないことは、
受講されてきた皆さんならご理解いただけると思います。

ちょっと怖かったんですけど、
あえて「妥協」という言葉を使いました。

これまで27年間、AIMという塾を、
経営という面ではワンオペでやってきました。
あと教務仕事の面もワンオペね。

その結果、
自分が納得の行く経営や教務仕事を行なうための
適正な生徒人数は何人ぐらいかということを考えるんですが、
その塾生数は、だいたい60人から80人ぐらいではないか。
つまり、塾生数が60人を下まわると「経営」の面が厳しくなってくるし、
80名を上回ると「教務」の面で無理が出てくる、と。

そして、現在まで27年間、
1年だけ、塾生数が100名を超えた年があったんですが、
それ以外の26年は、60名から80名の枠内にピタッと収まってるんですよね。

銀行から
別な地域にも教室展開しないと劇的な塾生数の増加は望めませんよ
と釘を刺されたことがあるんですが、
その別の地域の教室は誰が運営するのか、
それを考えると、思い切れなかった。

別教室をどこかに作って、
西大寺の教室には週の半分、その別教室に週の半分、
私が常駐するとして、
そうなると、どちらの教室でも、
いわゆる「谷口色」って薄くなりますよね。

それでなくても
私、薄いんです。
いろいろなものが。

あんまり個性がないんです。
オーラとかも、
訓練なんかは してみたんですが、
出ない。
塾講師にありがちな「我」っていうものが、
まあ、ないわけですね。

いまの「AIM」とか、
ほぼ毎日、ここに出勤しているから、
なんとか塾生たちから私の姿が見えているわけで、
それが週の半分しかいなかったら、
私の姿は、ほとんど透明度100%になります。
向こうの景色が透けて見えるレベル。

そもそも「お金を儲けたい」という気持ちは皆無で、
『ギリギリでもAIMを運営できる資金ができればオッケー』
って気持ちなんですよね。

いや、「お金」は大好きですよ。
「俺の靴の裏を舐めたら100万円あげるよ」
と言われたら、もうね、ベロリンチョですよ。
犬レベルで なめ回しますよ。

あと、「権力」も大好きです。
他には、「自分」も大好きです。

最後の、「自分」が大好きなのが問題なんですよね。
お金 vs 自分の幸福感
権力 vs 自分の幸福感
ってなると、「自分の幸福感」が優先なんですよ。
他地域にも教室展開して、
それぞれの教室において塾生と接する時間が短くなり、

「なんか大学には合格したけど、AIMで出会った大人は誰ひとり覚えていない」

なんてなったら、「自分の幸福感」、下がる。
だだ下がり。

だからね、
自分がワンオペで見られる、
1つの教場だけの塾で、塾生数は60人から80人
がベストなわけです。

開講から28年目の今年度も、
塾生数はその枠内で推移しています。

これからも、
お金や権力よりも「自分の幸福感」を優先して、
薄いながらも、何とか存在を認識してもらって
AIMという塾を運営していきたい思います。

2学期も、
新たな出会いを楽しみにしています。

あとね、
このブログも、透明度が、ほぼ 100%です。

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