大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
11月も残り3日となったわけですが、
ほんとに早いのですね。
12月に入ると、
私の仕事もいわゆる年末進行に入り、
冬期講習も含めて1年で最も忙しい「月」となります。
まあ、1年中、忙しいといえば忙しいんですが。
最近、大学受験生だった頃の自分を思い出すことが多いです。
その理由は、
入試シーズンになって高3塾生からの相談が多くなり、
『あ〜、自分もそうだったなあ〜』
と思う機会が多いからです。
一昨日、高3塾生(男子)。
「この間の模試の成績が返ってきたんですけど、心、折られた」
この時期、多いんですよね。
模試で、特に現役生は「理科」や「社会」で心折られることが。
そもそも理系であれば「理科」、
文系であれば「社会」の学習は
現役生の方が浪人生よりも不利なのは当たり前です。
まだまだ分野を潰しきれていなかったり、
最後まで暗記してきれていなかったりするわけですから。
国公立大志望のこの子も
教科では「日本史」と「政治・経済」が悪かったんです。
続けて、こう言います。
「夏休みにあれだけ日本史の勉強をしたのに、半分しか取れなかった」
もうね、『分かる、分かるよ』っていう思いです。
ここに「理科」や「社会」の学習が遅れている皆さんへの
アドバイスを書いておきます。
私は高校時代、部活に「だけ」興じていたので、
現役生の受験の時、たくさんの私立大学を受験したんですが、
そりゃ勉強していないんだから全滅でした。
高3の担任から、
「この大学、漢字で名前を書けたら合格できるレベルらしいぞ」
と言われた大学にさえ、合格できませんでした。
その大学の入試当日、
解答用紙に名前を漢字で書く欄はなく、
マークシートに「たにぐち ひろあき」と塗りつぶす方式。
_| ̄|○
終了!
その大学にも落ち、
まあ浪人することになったんですが、
予備校の授業にも付いていけないほどのレベル。
その時に出会ったのが、駿台予備校の現代文講師のT師。
師に学習相談をし、
師のおしゃる通りに勉強を進め、
師が「肩を揉め」と仰ったら肩を揉み、
師に危険が迫ったら駆けつけるっていう、そんな関係。
11月上旬に返却された模試で世界史が30点しか取れず、
師に
「こんなんで関西学院大に合格できるんでしょうか?」
って言うと、
師、のたまはく、
「なあ、谷口」
「はい」
「お前、4月の時点で『世界の四大文明』を言えなかったよね」
「イギリス・フランス・ドイツ・アメリカって答えて殴られました」
「それ、先進国だから」
「はい。今となったら分かります」
「ゼロからのスタートだったわけだ」
「はい」
「現役生と同じなわけだ」
「はい」
「解答用紙を見たけど『中世ヨーロッパ』までは満点なんだよ」
「はい、そうでした」
「今回の世界史は『近現代』の比率が高いよね」
「はい、まだやっていないところが たくさん出てました」
「でしょ」
「はい」
「谷口は やったところまでは完璧に身に付けてるんだよ」
「はい」
「じゃあ、予備校のテキストの残りを完璧にすればいいよね」
「言われてみたらそうですね」
「入試まであと3ヵ月。詰め込んで完璧にしろ」
「できるでしょうか?」
「できろ」
「はい」
で、まあ、頑張ったわけだ。
師に「できろ」って指示されたんだから、
これはもう、やるしかない。
12月から受験する大学の過去問題を本格的にやり出したんだけど、
甲南大学の英語なんて、初めてやったとき、
200点満点で基準点の80点さえ取れなかったからね。
英語で80点を割ると自動的に不合格になるっていうのが基準点。
師に、
「甲南大の英語、60点ぐらいしか取れてないっぽいです」
って言うと、
師、のたまはく、
「なあ、谷口」
「はい」
「去年も甲南大を受験してるよな」
「その時の英語の得点は?」
「200点満点で42点でした」
「ハハハ、試験中、寝てた?」
「失礼な! 必死で解きましたよ」
「で、今回、今年初めて甲南大の過去問題をやったんだよね」
「はい」
「傾向とか、分かってた?」
「いや、全く」
「制限時間を計ってやった?」
「はい。ぜんぜん足りませんでした」
「どれぐらい答えを埋められなかった?」
「半分は空欄でした」
「ということは、100点分は損したわけで、残り100点だよね」
「はい、そうなります」
「じゃあ、100点中の60点が取れてたってことだね」
「はい、そうなりますね」
「制限時間内に解けていれば何点が取れてたことになる?」
「6割ですから120点ですね」
「あと20点で法学部の合格最低得点『率』に届くね」
「あ〜、言われてみたらそうですね」
「じゃあ、次は制限時間を無視してやってみて」
「それでも できなかったらどうしましょう?」
「できろ」
「はい」
で、まあ、制限時間を無視してやってみたら、
8割ぐらい取れたわけ。
あとは入試までに、
大問を解く順番をきっちり決め、
最後まで英単語と英熟語の詰め込みを徹底的にやり、
予備校のテキストの音読を繰り返して文章を読むスピードを上げ、
制限時間内に解けるようにすればいいだけ。
とまあ、こんな感じで「師」からのアドバイスに助けられ、
1浪で何とか同志社大学に合格できたのでした。
私は塾生にとってのT師でありたいと思っています。
塾生の皆さん、
最後まで諦めずに頑張ってくれ。
「僕は頑張ることができるでしょうか?」
「できろ」
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そんな私も今となっては立派な大人になり、
世界の偉人ランキングでも、7940562036 位へと順位を上げてきました。
私が最近ハマっているのは写真撮影。
カメラやレンズにもハマってます。
写真撮影って言っても、人物を撮るわけではなく、
主に風景なんですが、
いくら撮ってもなかなか成長できず、
できればT師みたいな師匠がいてくれたらなあと思う、
今日この頃です。
今回の写真のデータ。

見る人が見れば分かると思うんですが、
けっこう優秀なカメラを使ってるんですよ。
いずれ、このカメラの性能に見合う写真を撮りたいですね。
「そんなことができるでしょうか?」
「できろ」
「はい」
若草山の山頂からの奈良盆地。

この場所もけっこうお気に入りです。
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