大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
今日は5月6日（火）で、振替休日です。
5月3日（土）からお休みの方は４連休ですね。
まあ、私は基本的にずっと出勤していますので、
そして、
もう ほとんど AIMの「備品」と化していますので、
ずっとそこに居る、いや、居て当たり前、
むしろ居ない方が違和感があるっていう状態で、
頑張ってます。
高３塾生について、
昨日や今日が模擬試験の高校も多いようです。
頑張っては ほしいのですが、
模擬試験に合わせた勉強は
できれば避けてもらいたいですね。
皆さんの目標は、
模擬試験で志望大学のＡ判定を取ることではなく、
入試で志望大学に合格することです。
そうなると、入試から逆算して、
今やるべきことを決めていく必要があります。
例えば大阪大学の法学部を志望している高３生がいたとして、
大阪大学の二次試験の英語って「英作文」の比率が高いんですよね。
そして現役生が最も手薄になりがちなのが「英作文」の対策です。
現在でも「共通テスト模試」の「英語・リーディング」で
７割以上の得点が取れそうなら、
共通テストの英語・リーディングの対策より
そろそろ「英作文」の対策を本格的に始めるべきでしょうね。
大阪大学では「自由英作文」も出題されるんですが、
そんな対策は「英作文」の対策の後です。
ふつうの英作文もできない人が、
自由英作文なんて、できるはずがないんですよ。
あと、共通テストに向けての「世界史」や「日本史」。
現役生は現在、社会や理科の学習が遅れているのは当然で、
それは英語・数学・国語が遅れているよりは
圧倒的に罪が軽い。
これから共通テスト本番までの間に詰めていけば
社会や理科は充分に間に合う。
共通テストで、「いま」、８割や９割を取れるようにする必要はないんですよ。
模擬試験に合わせた勉強をすると、そういう無謀な目標を設定し、
その得点をクリアするために
その教科の勉強ばかりをすることになります。
これが怖い。
いまやるべきことをしっかりと見極めながら、
そして それは こちらがやるべき仕事でもあるので
どうか任せていただきたい。
ってことで、
模擬試験に合わせて勉強をするのではなく、
入試から逆算して、
いまやるべきことをしっかりとやってもらいたい。
高校によっては模擬試験の「過去問題」を
本番の模試の前に２〜３年分、
しかも全教科やらせる高校や塾もあるらしいですが、
私からすれば
ハア？？？？？？？？？？？？？？？･････････。
ほんと、どういう思考回路から
それをやろうと考えたのか、
まったく意味が分からない。
指定校推薦で、高校側が模試の成績もカウントに入れるというなら、
指定校推薦を狙っている生徒だけにやらせてほしい。
一般選抜での合格を狙っている生徒に、
志望大学とは出題傾向もレベルも全く異なる模擬試験の過去問題をやらせるって、
ハア？？？？？？？？？？？？？？？･････････
としか私には思えないんですが、
もしかして、私の方が
ハア？？？？？？？？？？？？？？？･････････。
なのでしょうか？
そんなことをやるヒマがあれば、
しっかりと受験勉強をやらせた方が、
その生徒にとっては圧倒的に有益だと思うんですよ。
まあ、そういったことも含めて、
AIMでは私自身が「司令塔」となって
塾生の皆さんに対して個別に学習指示を出していきますので、
それをぜひ守ってやっていってください。
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以下、永久保存版！
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昨日や今日の「共通テスト模試」で
思ったほど点数が取れなくて落ち込んでいる人がいたら、
ぜひ聞いてほしい。
まず やるべきことは、
・試験時間内に、自分が取れる最大限の得点が取れていたのか？
これが最初のチェックポイント。
かりに「日本史」で平安時代の終わりまで暗記を進めていたとして、
模試で、その範囲の設問が100点満点中25点あった場合、
それらの設問は解けていたのか。
鎌倉時代以降の範囲が出題されたとしても、
そこはまだ暗記していないので、得点できるはずがない。
だから平安時代までの25点のうちの何点取れたかが大事になりますね。
かりに「物理」で力学の分野だけはきちんと受験勉強を終えていて、
模試で、力学分野が100点満点中45点出題されていたとしたら、
その45点中、何点が取れているかが大事ですよね。
そういったことを各教科ごとに細かくチェックしていきます。
次に、解けたはずなのにできなかった問題について。
それが
ア）時間配分を間違えて、その問題にまで到達できなくて0点だった
イ）時間はあったけど、ケアレスミスで0点だった
ウ）解けたと思っていたが、まったくの勘違いで0点だった
のうちの、いずれだったのか。
アなら、次の模試から解く順番に気を付ける。
イなら、ミスなどが生じた原因を分析し、次の模試からは気を付ける。
ウは ただの勉強不足なので、とにかくしっかり受験勉強する。
こういった分析を行ないます。
そして最後に、
その模試の問題を通じて得られる知識（暗記事項）は、
理科や社会を除いては、しっかりと覚えてしまう。
理科や社会は、共通テストの直前に覚えた方がいいでしょう。
それまで模試の解説は大事に取っておこう。
以上のことが出来たら、
あとは また淡々と受験勉強に戻るだけ。
高３生に、落ち込んでいるヒマはないんだよ。
ってことで、やるべきことをしっかりやれば
大学入試、恐るるに足らず。
ただし やるべきことをしっかりと やっていない場合は、
ものすごい しっぺ返しを食らうことになります。
ちなみに「しっぺ返しを食らう」とは「即座にやり返されること」。
どれぐらい「ものすごい」のかって？
「あっ」って思う間に、
300回ぐらい やり返されている感じです。
これぐらいやり返されると、
骨のカルシウム含有量が３倍ぐらいになり、
骨が折れにくくなります。
骨、強くなってる。
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