大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
今日は私が担当する、
春期講習『高3国語演習』の最終日です。
この講座、「2.5時間×3日間」という講座なんですが、
2.5時間もずっと座ってなくちゃならない受講者は大変ですね。
まあ、授業をする私も大変なんですが。
そのうえ、こんなことを言っちゃなんなんですが、
私は授業をするのがものすごく怖いです。
ちょっと想像してみてください。
受験学年の高校生が「国語の成績を上げたい!」って思って授業を受けに来ています。
近隣には数多くの塾があり、解説が分かりにくかったら別な塾の授業を受けてもいいわけです。
そういう状況の中で授業をするわけですよね。
そりゃ怖い。
予習なんて、たぶん受講者以上にやってます。
答えへのアプローチ法なんて、一つの設問について7〜8パターンぐらい考えます。
他の塾や予備校では絶対にできないレベルでの「添削」もやります。
1回1回の授業についてそういうことをやって、
ドキドキしながら授業に入るんですよね。
塾講師の中には「授業をするのが楽しい」と考える、
すごく羨ましいメンタリティーの人もいますが、
私は「怖れ」しか抱かないです。
でも、プロだからやるしかない。
というわけで、本当はこの仕事が向いていないんじゃないかと、
けっこう本気で思っている今日このごろです。
というか、1年中、ずっとそう思っています。
そう思いながらも25年、AIMの国語の授業をすべて担当してきました。
では、なぜ25年も続けられたのか。
その理由はただ一つです。
・授業をするのは怖いけど、受講者の成長を毎回感じられるから
もうほんと、これに尽きます。
受講してくれている皆さんが、
本気で勉強してくれるので、国語の学力が上がっていくんですよね。
もちろんなかなかエンジンの掛からない人もいますが、最後までそうだった人を見たことがないです。
今回の春期講習の「高3国語演習」の講座でも、
何人かの方が成長の跡を見せてくれました。
添削しているとそれが本当によく分かります。
今日が最終回の授業ですが、
そして、今から私はけっこうドキドキしていますが、
少しでも皆さんの国語の実力向上に繋がる授業をしたいと思います。
とうことで、怖いけど、そして不整脈めっちゃ出てるけど、
頑張ります!
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