雑感 62

AIMの新ブログ

どもども。
大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

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僕は高校入試と大学入試を経験しているのですが、
印象的という点では、高校入試が圧倒的に印象的でした。

僕は兵庫県の芦屋市に住んでいて、
中学は芦屋市立山手中学校に通っていました。

中学入試を受けていないので、
僕の場合、高校入試が人生ではじめての入試ということになります。

しかも、
けっこう貧しかったので私立高校は受験させてもらえず、
公立高校1本のみでの入試となりました。

その頃の兵庫県の公立高校入試は、
内申点9割、当日のテストの得点が1割という比率で、
まあ、ほとんど内申点で決まるわけですが、
それでも初めての入試、しかも公立高校1本。

でね、入試なんですが、
ちょっと変わっていて、出題教科は
英語・数学・国語・理科・社会
と、まあ、これは普通ですよね。

ところが、それに加えて、
技術家庭・保健体育・音楽・美術
の副教科4教科から2教科が出題されると。

副教科、どれとどれが出るか分からないので、
まあいちおう4教科ともやるべきなんでしょうが、
そこはそれ、公式みたいなのがあって、
順番からいうと僕が受験する年には
保健体育・美術
が出題されるんじゃないかと言われてました。

さて、当日。
前から問題用紙が裏を向けて、前から回されてきます。
ちょっと透けて見えてるんですよね。

どれどれ。
保健体育でしょ。
そう思うと、なんか人が側屈している絵が透けて見える。
あっ、やっぱり保健体育だったね。

で、次のテスト。
美術のはずだよね。
そう、ゴッホとかの絵が出てくるはずなんだよね。

前から問題用紙が裏を向けて、前から回されてきます。
やっぱりちょっと透けて見えてるんですよね。
細長い棒のようなものが書かれています。

こんな絵、あったっけ?
それともヒョロヒョロの画家?

で、ハタと気づきました!
そう、どう見てもこれ「笛」じゃん!

初めっ!の合図で問題用紙を表向けると、
案の定、笛の絵がかいてあって、
「ファ」の音を出すにはどの穴を押さえるか、
っていう感じの問題が出てました。

お・ん・が・く

もうね、思いましたよ。
終わった、と。

副教科ぜんぶ、ちゃんと真面目に勉強しとけばよかった。
公立高校1本なのに、これで不合格になったら高校生になれないです。

しょんぼりと家に帰り、
母親に「あかんかったと思う」と報告し、
その晩は暴れてから寝た。

でね、3月17日が発表なんですよ。
3月17日。
そう、皆さんもご存じの通り、多くの偉人が生まれた日です。
僕(偉人)が生まれた日でもあります。

3月17日、
半分諦めの気持ちで合格発表を見に行くと、
ありました。
僕の受験番号。

まあ、そうやって無事に高校生になれたわけですが、
対策はきちんとやらなくちゃならない、という教訓を得たんですね。

次の大学入試に向けては、
手を抜かずに勉強を頑張ろう!
って思って高校に入学したんですが、
異性に心を惑わされ、部活に没頭し、
勉強については「まあ、何とかなるでしょ」っていう
甘い甘い考え方のまま、現役での大学入試を迎えました。

高校入試の時にした痛い経験は、
その頃には頭から抜けており、
英単語も多量に抜けており、
恥ずかしながら「restaurant」のスペルも怪しい大学受験生になってました。

案の定、受験した大学はすべて不合格になり、
死に物狂いの浪人生活を送り、思った以上の大学に合格できたんですが、
今思い返しても『高校の3年間、何をやってたんだろう』
っていう感じです。

皆さんは同じ轍を踏まないように。
地道に受験勉強してください。

JR大阪駅の「時空(とき)の広場」の時計。
時間って、ほんとに大事だよ。

あっ、なんか いいことを言ったような気がする。

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