雑感 37

AIMの新ブログ

今日は12月20日。
今年も残りわずかですね。
仕事は年末進行で非常に忙しいですが、
2024年を良い年にするために頑張ってます。

大学受験フォーラムAIMの谷口裕亮です。
役職は「代表者」で、
他の塾で言えば「塾長」のような存在。

なんとなく「塾長」という呼ばれるのが照れくさく、
そのため「代表者」と名乗っていますが、
まあ「塾長」です。

最近、大学のHPやパンフを見ると、
・リーダーの養成
っていう文言をよく見かけますが、
大学進学率が60%を越えている現在、
同学年の6割超がリーダーになったらどんな社会になるんでしょうね。

リーダー以外の人、少なくない?
前の学年も、次の学年も、どの学年も6割がリーダー。
リーダーの大量生産をすると、
もう「リーダー」っていうのが特別な存在じゃなくならね?

そもそも「リーダー」って養成するもんなんでしょうか?
僕のイメージでは、
・地位が人を作る
っていうのが正しいような気がします。

そもそも、
みんなそんなに「リーダー」になりたいんですかね?
僕はどっちかというと「副」とか「補佐」が付く立場が好きです。
サラリーマンになっていたら、
絶対に「副部長」あたりを狙っていたと思います。

って、まあ、どうでもいい話ですが、
AIMでは現在も冬期講習の受講者を募集しています。

12月26日以降から始まる講座については、
まだ申し込みできます。
高1の冬期講習の講座は、
すべて12月26日以降に始まります。

お問い合わせはホームページの「問い合せ」フォームからどうぞ。

ホームページ
https://www.forum-aim1.com

昨日は「高3国語記述の完成」という冬期講習の講座を担当しました。
国公立大の2次試験の対策、つまり記述対策の国語の講座です。

授業の最後に解答用紙を回収し、
いま「添削」を行なっている真っ最中です。

秘中の秘なので、
添削した答案をお見せすることはできないのですが、
添削業者の添削よりも、確実に濃い添削になっていると思います。

国語の指導においては、
この「添削」という作業が欠かせないと考えています。

記号選択の問題だったとしても、
生徒ひとりひとりがどの選択肢を選んでいるか、
記述問題だとしたら、
生徒ひとりひとりがどのような答案を作っているか、
パーティー券の問題だとしたら、
どの派閥がどれぐらいのキックバックを得ていたのか、
そういったことをきっちりとチェックすることが大事だと思っています。

ここまで詳しい添削をしている塾は絶対にないから、
ちょっとぐらい手を抜いても大丈夫なんじゃね?
っていう悪魔のささやきに抵抗しながら、今も添削しています。

もしも「手を抜いた」ために
気を付けるべきところに気付けなくて、
しかもそれが入試で出てしまった場合に後悔するから。
僕が。

ってことで、超マイナス思考の僕は、
絶対に手を抜けないわけです。

ちなみに、どれぐらいマイナス思考か。

新幹線に乗ってる時は、ずっと足を踏ん張ってる。

あのスピードで
何かにぶつかったら、たぶん木っ端微塵だよね。

だから乗っている間じゅう、
いつぶつかってもいいように、
足を踏ん張っているわけですよ。

京都から乗って東京に着いたら、
真っ直ぐに歩けないぐらい ヘロヘロになってます。

飛行機に乗っているときも同じで、
ずっと足を踏ん張っているのはもちろん、
海上に不時着した場合にどう行動するか、
その時にサメに出くわしたらどうするか、
それぐらいのことは乗っている間じゅう、ずっと考えています。

伊丹空港から乗って奄美空港に着いたら、
りっぱな サメハンターの出来上がりです。

もうね、何をしてても最悪の事態を考えてしまうので、
毎日がけっこう大変なんですよね。

昔からよく「考えても仕方ないじゃん」って言われるんですけど、
必ず「考えてしまうから仕方ないじゃん」って答えるようにしています。
相手はめんどくさくなって、たいてい離れて行きます。

高校生の頃、
あんまり人に悩みなどを相談することはなかったのですが、
1年に2回ぐらいはどうしても吐き出したくなって、
友人だと僕が思っている人に悩みを吐露するんですが、
たいてい「気にしすぎっ!」って言われてぜんぜん相手にしてくれません。

例えば「昨日の晩、別にいま好きな人がいるわけでもないのに、なんか心臓がドキドキして寝られなかった。もしかして心臓が変調をきたしているのではないだろうか?」って相談しますよね。
だって気になるんですから。
そしたら「気にしすぎっ!」って言われますよね。
そうすると、その「気にしすぎっ!」っていう言い方が気になって、
もしかしたら「いま好きな人がいるわけでもない」っていうのを信じてくれてないんじゃないだろうかとか、のろけ話だって思われたんじゃないだろうかとか、頭が変調をきたしていると思われたんじゃないだろうかとか、もうね夜も寝られなくなるわけですよ。

でね、次の日に学校に行くとその人が「昨日の晩は心臓、大丈夫だった?」って尋ねてくるわけです。
とうぜん「いや、心臓がどうのこうのじゃなしに、なんか寝られんかった」って答えるよね。
すると当然「なんで?」って尋ねてきますよね。
そしたら「もしかしたら『いま好きな人がいるわけでもない』っていうのを信じてくれてないんじゃないだろうかとか、のろけ話だって思われたんじゃないだろうかとか、頭が変調をきたしていると思われたんじゃないだろうかとか、そんなことを考えてたら寝られんかった」って答えるよね。
そしたらまた「気にしすぎっ!」って言われますよね。
そんで、無限ループですよ。

高校時代、こうして僕が『この人は友人だろう』と思っていた人が離れていったことが5回ぐらいあった。

まあ、ただのめんどくさい奴だったってことなんですけど。
これぐらい超マイナス思考です。

たぶん「プラス思考」の鹿。

こんなふうに生きてみたいです。

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