雑感 149

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

昨日、AIMの1学期の案内動画の編集をし、
YouTubeにアップし、それをHPにもアップしました。

動く谷口が見られますので、
興味のある方はぜひご覧ください。

にしても、
動画の編集って
本当に大変ですね。

テレビのドラマとかの編集を見ていると、
やっぱりプロってすごいなあ〜
と素直に思えます。

そう、「プロ」と言えば。
AIMの講師陣も、
僕を含めて全員がプロの講師です。

塾や予備校の講師って
プロとして自分の腕一本でやっている人が多い。

そして僕はそういった人に対する
リスペクトの気持ちがとても強い人間です。

僕は大学受験国語のプロ講師ですが、
同時にAIMの代表者でもあるわけで、
純粋に講師の仕事だけで生きているわけではない。
そこに若干のやましさを感じます。

AIMの講師を見ていて思うのですが、
プロって妥協できないんですよね。
妥協しないから長年この業界で講師として
生き続けることができたんだと実感します。

人を教える仕事って、
自分も国語を教えているために
よく分かるんですが、
やろうと思えば毎年 同じ授業をやっても
そこそこは やっていけるんですよね。

ビデオ授業(録画授業)だけで
授業を回している塾や予備校もあるわけで、
そのビデオは何年も使い回しされていきます。

でもその録画された授業を
担当講師が2年後に見た場合、
果たして満足いく授業になっているんでしょうか?

講師紹介動画のために
僕も自分の授業を録画したことが度々あるんですが、
2年後に見た場合、
「今ならここはこんな解説はしないなあ」
なんて思って、ちょっと恥ずかしくなります。

その理由は2つあって、
1)講師自身の成長
2)毎年変わる生徒
です。

2)は忘れられがちなんですが、
例えば同じ「高2基礎国語講義」という講座でも、
1年ごとに生徒は入れ替わるわけで、
しかも受講している人数、
受講している生徒のレベル、
受講している生徒の性格、
そういったものが毎年変わるわけですよね。

だから1年前と同じ授業をやったとしても、
今年の生徒には合わないと思えることが起こってくるんですね。

だから僕は毎年授業を変化させてますし、
それが毎年の自分の成長につながっていきます。

AIMの講師も全員がそうなんですよね。
準備しているプリントも、
授業の内容も、
毎年変わっています。

もちろん大学入試問題の変化もありますよね。
毎年、その年に行なわれた大学入試の問題を、
AIMの講師は本当によく見ていますし、
解いてみてもいます。

例えば数学の講師が、
「谷口先生、〇〇大学の数学の問題、この2年ほど難化が続いていますよ」
なんて情報を逐次教えてくれます。
僕はそれを面談時の基礎情報として頭に入れています。

この業界に入ってから、
本当にいろいろな塾講師・予備校講師の皆さんに出会いました。
若かった頃に出会った人の中で、
今でもこの業界で活躍されている方は、
間違いなく《毎年成長しよう》と考えている方です。
妥協をしていない方たちです。

自分自身が若い頃から
妥協したら終わりだ、と思いながら授業をしてきたので、
そういうことをちょっとした場で相手の講師に言った時に、
「そこまで突き詰めなくても生徒なんていくらでもごまかせますよ」
とのたまった講師、
いまは、この業界にいません。

淘汰の激しい業界だからこそ、
そして競争の厳しい業界だからこそ、
自分を律していく強い気持ちを持っていないと生きていけない。

プロとして、
今年度も もっともっと成長して、
生徒から「感動した」って言ってもらえる授業を毎回行ないたいと思います。

ほんと、頑張るよ!

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