雑感 138

AIMの新ブログ

大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。

新年度の通常授業が始まって、
そして『始まれば仕事は楽になるっ!』って思いで、
この2ヵ月ぐらいを駆け抜けてきたんですが、

まったく楽にならん!

っていうのも、
もう「夏期講習」の案内書やらの準備が始まっているから。

まだ春なのに、
もう「夏」のことを考えて動いているわけです。

ほんと、この業界って大変です。

で、思ったんですが、
なんかこの状況って、
日本史とか世界史の受験勉強と似てるんですよね。

例えば日本史で、
『平安時代についてはこれだけ覚えれば大丈夫!』
と思ってそれだけ覚えるとしますよね。

そしてそれで大丈夫だろうと思って、
問題集で「平安時代」のところをやってみたら、
『あれ? こんなことも覚えないといけないの?』
っていうものが出て来る。
そしてそれを覚えようと参考書を見ると、
その関連事項なんかも覚えておいた方がよさそうに見える。

そうしたものを全て覚えて
『よっしゃ! これで平安時代は完璧っ!』
と思って、難関私大の過去問題をやってみたら、
『えっ、これどこかに書いてあったけど覚えてない!』
っていうところからも出題されていて、
覚えるべきことがどんどん増えていく。
終わりがないんですよね。

やればやるほど
やるべきことが増えていく。

僕は世界史選択でしたので、
受験生だった頃、世界史でそういう経験をしました。

そして、いま。
仕事をしていて、それと同じ感覚を味わっています。

やればやるほど、やるべきことが増えていくっていう恐怖。
でも受験勉強でこれを経験しているので、
『それ、普通だよ』
って思える。

でもね、
ときどき終わりが見えない仕事に
押しつぶされそうになることがあります。

そういうとき、
力になるのが「頑張っている塾生たち」です。

その姿を見て、
期待に応えなきゃ!
そう思うことで、しんどい仕事をなんとか乗り切っている感じ。

受験生だった頃、
僕は何を支えに頑張ってたんだろう?

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