大学受験フォーラムAIMの代表者の谷口裕亮です。
新年度の通常授業が始まって、
そして『始まれば仕事は楽になるっ!』って思いで、
この2ヵ月ぐらいを駆け抜けてきたんですが、
まったく楽にならん!
・
・
っていうのも、
もう「夏期講習」の案内書やらの準備が始まっているから。
まだ春なのに、
もう「夏」のことを考えて動いているわけです。
ほんと、この業界って大変です。
・
・
で、思ったんですが、
なんかこの状況って、
日本史とか世界史の受験勉強と似てるんですよね。
例えば日本史で、
『平安時代についてはこれだけ覚えれば大丈夫!』
と思ってそれだけ覚えるとしますよね。
そしてそれで大丈夫だろうと思って、
問題集で「平安時代」のところをやってみたら、
『あれ? こんなことも覚えないといけないの?』
っていうものが出て来る。
そしてそれを覚えようと参考書を見ると、
その関連事項なんかも覚えておいた方がよさそうに見える。
そうしたものを全て覚えて
『よっしゃ! これで平安時代は完璧っ!』
と思って、難関私大の過去問題をやってみたら、
『えっ、これどこかに書いてあったけど覚えてない!』
っていうところからも出題されていて、
覚えるべきことがどんどん増えていく。
終わりがないんですよね。
やればやるほど
やるべきことが増えていく。
僕は世界史選択でしたので、
受験生だった頃、世界史でそういう経験をしました。
・
・
そして、いま。
仕事をしていて、それと同じ感覚を味わっています。
やればやるほど、やるべきことが増えていくっていう恐怖。
でも受験勉強でこれを経験しているので、
『それ、普通だよ』
って思える。
でもね、
ときどき終わりが見えない仕事に
押しつぶされそうになることがあります。
そういうとき、
力になるのが「頑張っている塾生たち」です。
その姿を見て、
期待に応えなきゃ!
そう思うことで、しんどい仕事をなんとか乗り切っている感じ。
受験生だった頃、
僕は何を支えに頑張ってたんだろう?
コメント